情熱が足りない

今日も今日とて研究室。夕方を過ぎてから友達といろいろ話をしていて、ふと /download/ に置いてあるソフトを引っ張り出して動かす機会があった。適当にいくつか動かしながら、ひとつひとつの挙動を見ていたら、だんだん、今の自分はなんだか情熱が足らないなぁ、と。なんというか、惰性でコードを書いている感じ。あんまり過去を美化するのは好きじゃないけど、 5 年以上も前に書いているそれは、なんというか今よりよっぽど研究していて、いろんなことを試そうとしている。今見るとどれもすごく稚拙なことをやっているのだけど、できる範囲でいろいろやってたんだな。

なんかそんなことを考えていたら、とにかくいろいろ書くしかないなぁと思えてきた。で、ふと見つけた Gyazo という Web サービスの Windows ネイティブなクライアントを書いてみようと思い立った。画面上のマウスで指定した範囲のスクリーンショットを撮って、 PNG 形式でサーバにアップして URL を返すというサービス。今のところ Mac と Linux しかクライアントがない。見てみたら Ruby とコマンドラインツールを使って書かれてる。

画面の指定範囲のキャプチャの方法とか、 PNG での画像の保存の仕方とか、マルチディスプレイの対応とか、 WinInet を使った画像のアップロードとか、割と知らないことばかりだけど、まぁそれなりに短時間で書けるかなという目論見で、とりあえずスクラッチから書き始めてみた。でも結局、 6 時間掛けて指定範囲のキャプチャ画像を PNG で保存するところまでが限界(一応現状はこんな感じ)。アップロード処理は書きかけ。マルチディスプレイ環境だと、プライマリディスプレイが左端じゃないとうまく動かない。ううん。まあ、解決策は見えてるので、あと 6 時間ぐらいあればできるかな・・・。やっぱりノウハウ不足でスピード感が足りない。でもなんか、こんな感覚だった気がする。

ちなみに実は昨日も、 Kazuaki Tauchi 氏の RfLedRestrictor というツールに修正を加えてフィードバックしていたりした。 WMbiff で取った杵柄。取り込んでいただけたみたいで幸い。


投稿者:

tnj

すごい!って言ったり言われたりの毎日を過ごしたい Twitter: @tnj

コメントを残す